教科書翻訳(3)Theory and Technique of Ballroom Dancing
昨日の続き。
あと書籍名のスペルが間違ってたことを発見。
Q37.ボディスウェイとは何か?
A.ボディスウェイとは体のわずかな傾斜であり、実質的に全てのターンする足型において、行っているターンの中心に向かって起こる。また、ターンしないいくつかの足型でも使われる。スウェイは足部から上へ向かって行われ、体全体―脚、胴体、頭―が行っているターンの中心にわずかに傾くようにする。
Q38.なぜボディスウェイを使うのか?
A.勢いの維持といくつかの足型、特にターンする運動において正しいバランスを保つためである。足型の中には他のものより多くのスウェイを必要とするものもある。スウェイの量は行おうとしている足型やターンの種類、移動している速さ、出す脚の歩幅によって決められなければならない。ボディスウェイは決して誇張されるべきではない。
Q39.ボディスウェイの使用でよくある間違いは何か?
A.腰を折ることである。足から頭まで壊れないまっすぐなラインを保ち、鋼鉄の棒がまっすぐに体の中を通っているかのようにする代わりに、体の上部―頭と肩―を腰の上からスウェイしてしまうと、体が均等に2つに分かれてしまう。
もう一つの目に付く間違いはボディスウェイを用いる際に頭を一方のサイドへ傾けることである。頭は常に肩と直角に保つのである。
Q40.スローフォックストロット、クイックステップ、ワルツでどちらにスウェイすればいいか思い出す簡単な方法は何か?
A.スローフォックストロットとクイックステップにおいて、一般的な法則は以下の通り。
「スロー」カウントのステップを前後方向へ右足でとるとき、続く2つの「クイック」のステップでは右にスウェイする。
「スロー」カウントのステップを前後方向へ左足でとるとき、続く2つの「クイック」のステップでは左にスウェイする。
ワルツにおいて、一般的な法則は以下の通り。
「1」のカウントのステップを前後方向へ右足でとるとき、「2,3」では右にスウェイする。
「1」のカウントのステップを前後方向へ左足でとるとき、「2,3」では左にスウェイする。
Q41.ボールルームダンスにおける男性のホールドについて教えて欲しい。
A.自然に直立した姿勢で立つ。左腕を手が耳の高さになるように上げる(※原著は1930年代に書かれたものなので、左ホールドの位置がやや低いと思われる。現在は目の高さが基本だろう)。肘を優美で簡単な曲線ができるように曲げる。女性の右手を女性の手のひらが下になるように握り、親指を交差させる。右手は女性の左肩甲骨のすぐ下におき、指は一緒にそろえて伸ばす。肩が上がらないように肘を上げる。
タンゴでは右手はより女性を包むようにし、左腕はより内側へ曲げる。
Q42.ボールルームダンスにおける女性のホールドについて教えて欲しい。
A.自然に直立した姿勢で立つ。右手を男性と同じ高さまで上げ、肘を曲げる。左腕を上げ、男性の右上腕後ろへ指をそろえて置く。男性の右肩越しから見渡せるように頭の位置を決める。
Q43.パートナーを直接正面に抱えるのか、わずかに片方へ寄せるのか?
A.全てのモダンダンスにおいて、パートナーはそれが楽である限りはできるだけ正面にホールドする。例外はタンゴで、パートナーをより一方のサイド、右股関節にホールドする。
Q44.男性はどのように相手を操り、導き、案内するのか?
A.体と右手を使ってである。
Q45.男性は左手をこの目的で使うか?
A.使わない。左腕と左手はバランスをとるため、見た目のためにのみ上げられている。
Q46.男性はどのように後ろへ進もうとしていることを伝え、相手をアウトサイドに運ぶのか?
A.体を使うのと同時に、この場合、右手の指の圧力によって示唆する。
Q47.男性はたとえばPPになる場合、どのようにパートナーへ前方へ交差して足を出して欲しいと伝えるのか?
A.体を使うのと同時に、この場合、右手の「ベース」の部分の圧力によって示唆する。右手のベースとは手のひらと手首の間にある部分を指す。
Q48.手の使用は意識的な指示か?
A.直感的な(※instinctive)ものである。
Q49.ボールルームダンスにおけるポイズとは何か?
A.体の構え(※carriage)である。carriage: the way in which somebody holds and moves their head and body
Q50.女性と男性の間のポイズの違いは何か?
A.男性のポイズは前方に寄りかからない前方である。足から上の体全体、つまりバランスはほんのごくわずか(※ever so slightly)に前方へ傾斜する。
女性のポイズは後ろであり、どういうことかというと、股関節から上で、女性の体はほんのわずか(※very slightly)に後傾する。重要なので強調しておくが、女性のポイズの後傾は股関節から上で行うのであって腰から上ではない。
男性のポイズは母指球の上に乗り、女性はヒールの上に乗る。
あと書籍名のスペルが間違ってたことを発見。
Q37.ボディスウェイとは何か?
A.ボディスウェイとは体のわずかな傾斜であり、実質的に全てのターンする足型において、行っているターンの中心に向かって起こる。また、ターンしないいくつかの足型でも使われる。スウェイは足部から上へ向かって行われ、体全体―脚、胴体、頭―が行っているターンの中心にわずかに傾くようにする。
Q38.なぜボディスウェイを使うのか?
A.勢いの維持といくつかの足型、特にターンする運動において正しいバランスを保つためである。足型の中には他のものより多くのスウェイを必要とするものもある。スウェイの量は行おうとしている足型やターンの種類、移動している速さ、出す脚の歩幅によって決められなければならない。ボディスウェイは決して誇張されるべきではない。
Q39.ボディスウェイの使用でよくある間違いは何か?
A.腰を折ることである。足から頭まで壊れないまっすぐなラインを保ち、鋼鉄の棒がまっすぐに体の中を通っているかのようにする代わりに、体の上部―頭と肩―を腰の上からスウェイしてしまうと、体が均等に2つに分かれてしまう。
もう一つの目に付く間違いはボディスウェイを用いる際に頭を一方のサイドへ傾けることである。頭は常に肩と直角に保つのである。
Q40.スローフォックストロット、クイックステップ、ワルツでどちらにスウェイすればいいか思い出す簡単な方法は何か?
A.スローフォックストロットとクイックステップにおいて、一般的な法則は以下の通り。
「スロー」カウントのステップを前後方向へ右足でとるとき、続く2つの「クイック」のステップでは右にスウェイする。
「スロー」カウントのステップを前後方向へ左足でとるとき、続く2つの「クイック」のステップでは左にスウェイする。
ワルツにおいて、一般的な法則は以下の通り。
「1」のカウントのステップを前後方向へ右足でとるとき、「2,3」では右にスウェイする。
「1」のカウントのステップを前後方向へ左足でとるとき、「2,3」では左にスウェイする。
Q41.ボールルームダンスにおける男性のホールドについて教えて欲しい。
A.自然に直立した姿勢で立つ。左腕を手が耳の高さになるように上げる(※原著は1930年代に書かれたものなので、左ホールドの位置がやや低いと思われる。現在は目の高さが基本だろう)。肘を優美で簡単な曲線ができるように曲げる。女性の右手を女性の手のひらが下になるように握り、親指を交差させる。右手は女性の左肩甲骨のすぐ下におき、指は一緒にそろえて伸ばす。肩が上がらないように肘を上げる。
タンゴでは右手はより女性を包むようにし、左腕はより内側へ曲げる。
Q42.ボールルームダンスにおける女性のホールドについて教えて欲しい。
A.自然に直立した姿勢で立つ。右手を男性と同じ高さまで上げ、肘を曲げる。左腕を上げ、男性の右上腕後ろへ指をそろえて置く。男性の右肩越しから見渡せるように頭の位置を決める。
Q43.パートナーを直接正面に抱えるのか、わずかに片方へ寄せるのか?
A.全てのモダンダンスにおいて、パートナーはそれが楽である限りはできるだけ正面にホールドする。例外はタンゴで、パートナーをより一方のサイド、右股関節にホールドする。
Q44.男性はどのように相手を操り、導き、案内するのか?
A.体と右手を使ってである。
Q45.男性は左手をこの目的で使うか?
A.使わない。左腕と左手はバランスをとるため、見た目のためにのみ上げられている。
Q46.男性はどのように後ろへ進もうとしていることを伝え、相手をアウトサイドに運ぶのか?
A.体を使うのと同時に、この場合、右手の指の圧力によって示唆する。
Q47.男性はたとえばPPになる場合、どのようにパートナーへ前方へ交差して足を出して欲しいと伝えるのか?
A.体を使うのと同時に、この場合、右手の「ベース」の部分の圧力によって示唆する。右手のベースとは手のひらと手首の間にある部分を指す。
Q48.手の使用は意識的な指示か?
A.直感的な(※instinctive)ものである。
Q49.ボールルームダンスにおけるポイズとは何か?
A.体の構え(※carriage)である。carriage: the way in which somebody holds and moves their head and body
Q50.女性と男性の間のポイズの違いは何か?
A.男性のポイズは前方に寄りかからない前方である。足から上の体全体、つまりバランスはほんのごくわずか(※ever so slightly)に前方へ傾斜する。
女性のポイズは後ろであり、どういうことかというと、股関節から上で、女性の体はほんのわずか(※very slightly)に後傾する。重要なので強調しておくが、女性のポイズの後傾は股関節から上で行うのであって腰から上ではない。
男性のポイズは母指球の上に乗り、女性はヒールの上に乗る。
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