社交ダンサーはアーティストかアスリートか?
こう問われたら、皆さんはどう答えるだろう。
「アーティスト」と「アスリート」、どちらも説得力ある選択肢だと思う。
どれくらいの比率になるかわからないが、僕の勘だと「アーティスト」と答える人がやや多いかもしれない。
元世界チャンピオンのルカ・バリッキは自分のサインに「Dance is Art. Not Sports」という一文をよく入れている。
読んで字の如く、「ダンスは芸術であり、スポーツではない」という意味である。
情感あふれるダンスが持ち味のルカらしい言葉で、確かに「ダンサーは芸術家でない」という意見は説得力に欠けるところがあるかもしれない。
一方で、「アスリート」と答える人も少なくはないはずである。
優れたダンサーの条件の一つに「身体能力の高さ」がよく挙げられるが、これはまさに運動選手の特徴そのものと言える。
そもそも社交ダンスの海外での名称がそのものずばり「Dancesport」でもある(ただ、これに関しては海外のプロ選手の間で議論があるらしい)。
このような側面を無視すべきではないと考えるのも至極全うな意見だと思う。
じゃあどっちなんだというと、正解は「両方」だと思う。
「Dance is both artistic and athletic.」。
「ダンスは芸術的であると同時にスポーツ的でもある」というのが僕の考えだ。
ただ、自分も含め、日本のダンス愛好家の意識には「自分はアスリートでもある」という視点が弱いような気がしている。
確かに個人によって目指すレベルは異なる。
サークルやパーティーで踊ることを楽しむ人、競技会でどんどん勝ちたい人、いろいろいるだろう。
しかし、ダンスをよりうまくきれいに踊りたいと思えば思うほど身体的な要求度が高まることは、議論の余地はないはずである。
言い換えれば、それは自分の中でアスリートとしての要素が増していくことを意味している。
「自分はダンサーだから」という理由で、「もし自分が運動選手なら当然最低限行うこと」を怠けていないだろうか?
練習場に付くなり踊りだしたりせず、運動前後のウォームアップを実行しているか?
練習が終わればそのまま帰ったりせず、ストレッチなどのクールダウンで疲れをとっているか?
(ストレッチは自分のよく使う部位を中心に、入念に行っているか?)
筋力不足を自覚せず、うまく踊れないのを「自分が下手だから」と技術だけのせいにしていないか?
栄養バランスを考慮せず、適当な食事ですませていないか?
各人の状況しだいで、まだまだいろいろなものが出てくるのではないかと思う。
今一度、自分のダンサーとしてのアーティストとアスリートのバランスを考えてみてはいかがだろう。
「アーティスト」と「アスリート」、どちらも説得力ある選択肢だと思う。
どれくらいの比率になるかわからないが、僕の勘だと「アーティスト」と答える人がやや多いかもしれない。
元世界チャンピオンのルカ・バリッキは自分のサインに「Dance is Art. Not Sports」という一文をよく入れている。
読んで字の如く、「ダンスは芸術であり、スポーツではない」という意味である。
情感あふれるダンスが持ち味のルカらしい言葉で、確かに「ダンサーは芸術家でない」という意見は説得力に欠けるところがあるかもしれない。
一方で、「アスリート」と答える人も少なくはないはずである。
優れたダンサーの条件の一つに「身体能力の高さ」がよく挙げられるが、これはまさに運動選手の特徴そのものと言える。
そもそも社交ダンスの海外での名称がそのものずばり「Dancesport」でもある(ただ、これに関しては海外のプロ選手の間で議論があるらしい)。
このような側面を無視すべきではないと考えるのも至極全うな意見だと思う。
じゃあどっちなんだというと、正解は「両方」だと思う。
「Dance is both artistic and athletic.」。
「ダンスは芸術的であると同時にスポーツ的でもある」というのが僕の考えだ。
ただ、自分も含め、日本のダンス愛好家の意識には「自分はアスリートでもある」という視点が弱いような気がしている。
確かに個人によって目指すレベルは異なる。
サークルやパーティーで踊ることを楽しむ人、競技会でどんどん勝ちたい人、いろいろいるだろう。
しかし、ダンスをよりうまくきれいに踊りたいと思えば思うほど身体的な要求度が高まることは、議論の余地はないはずである。
言い換えれば、それは自分の中でアスリートとしての要素が増していくことを意味している。
「自分はダンサーだから」という理由で、「もし自分が運動選手なら当然最低限行うこと」を怠けていないだろうか?
練習場に付くなり踊りだしたりせず、運動前後のウォームアップを実行しているか?
練習が終わればそのまま帰ったりせず、ストレッチなどのクールダウンで疲れをとっているか?
(ストレッチは自分のよく使う部位を中心に、入念に行っているか?)
筋力不足を自覚せず、うまく踊れないのを「自分が下手だから」と技術だけのせいにしていないか?
栄養バランスを考慮せず、適当な食事ですませていないか?
各人の状況しだいで、まだまだいろいろなものが出てくるのではないかと思う。
今一度、自分のダンサーとしてのアーティストとアスリートのバランスを考えてみてはいかがだろう。
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