サードダンスのブログより転載

「趣味の話」
 
小野です。
 
僕は自慢ではありませんがもともとオタクでした。
ゲーム・漫画・アニメの3種の神器に日々うつつを抜かしておりました。
子供の頃などはファミコンを一度やり出したら止まらないため、心配した両親がコンセントをどこかへ隠してゲームができないようにする有様でした。
いま考えれば僕のためを思っての行動だとわかるのですが、当時はゲームができないことがとても悲しくて仕方なかったものです。
高校生までオタク趣味とは切っても切れない関係が続いていましたが、いざ大学受験となり様相は一変しました。
東大合格を目指していた僕はしかしそこまで実力がなく、日常的な趣味の時間も全て削って勉強に充てなくてはとても追いつかないことが分かったのです。
 
ここからが大変でした。
漫画は目につくからと自分自身で本棚奥深くへとしまいこみ、そのうえその本棚自体を勉強机の背に向けて裏返して物理的に接触できないようにしたのです。
仮に「ちょっと漫画が読みたいなー」という誘惑に駆られたとしても、本棚をひっくり返してさらにその中から漫画を引っ張り出すにはかなりの労力が必要になります。
この作戦は効果抜群で、漫画とは受験が終わるまで見事に縁を切ることができました。
ゲームその他はそういうものを買い取ってくれるお店にまとめて叩き売りました。
結構いいお金になりましたが、当然購入した時点での金額には遠く及びません。
「こんなもんにこれ以上のお金をかけていたのか」という虚無感。
「やめよう、とりあえずゲーム関連グッズを集めるのはもうやめとこう」と心に深く誓いました。
 
こういう血の滲むような?努力の結果、僕は東大に現役合格できました。
何が言いたいのかというとまあこれ(東大現役合格)を自慢したいだけだったりします。
どうだすごいだろう。
 
嘘です。
すいません。
たたかないでください。
 
小野でした。
次は山本先生です。
 

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