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【DMMニュースより】とんでも法案に注意せよ!…山本太郎が懸念する法改正による権力大暴走 |山本太郎オフィシャルブログ「山本 太郎の小中高生に読んでもらいたいコト」Powered by Ameba
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僕が高校生くらいだった時は通信傍受法、通称盗聴法が導入されることで大きな議論が起こった。
その時僕は大して政治に興味もなく、自分がいかに幸運な存在かということにも思い至らず、なんとなく暮らしていた。
ので、この件に関しても特になんということもなく「ふーん」という感じで流していた。

どこかの新聞に賛成反対の両論が掲載されており、反対の人の論旨は忘れてしまったが賛成していたどこかの大学教授の文章は今でも覚えている。
曰く、「これは権力を信用できるかどうかの問題であり、私は信頼するので賛成する」ということであった。
その時はそうなんだ、としか感じなかったが、今考えるとこれは随分ナイーブなセンスだと思う。

国家はホッブズが喝破したようにリヴァイアサンであり、放っておけば暴走するものなのだという認識が完全に欠けているのではないか。
原発の一件で、僕の国家観は完全に変わったと言ってよい。
国家は絶えず監視するものであり、信用して単純に何かを任せるような状態は避けるべきであると思う。

そういう意味で、山本太郎議員にはもっと頑張ってほしいと思う。

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