またまた都知事選について

おんなじ話題ばかりで恐縮ですが、自分の中では熱いテーマなんです。
今日は15時に細川・小泉両元総理が吉祥寺に演説に来るそうですね。
僕は仕事なので聞きに行けませんけども……。

なぜこんなにも「脱原発」にこだわるのか、このブログをわざわざ読んで頂いている方の中には不思議に思う人もいらっしゃるかもしれません。
以前に別の場所で書いた記事なのですが、今読んでも自分の正直な気持ちが書いてあると思うのでそのまま転載します。
もとの場所はjpclブログで、2011年4月の記事です。

久しぶりに読み返したところ、なんと記事を書いた2日後にコメントが付いていたことが判明!
コメントしてくれた方には返事もせず大変申し訳ないことをしたなぁ……。
3年越しでお返事さしあげましたので(笑)!!

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サード・ダンススクールの小野大輔です。
同じサードダンススクールの細目先生からバトンを受け取りました。

やはり最近で何か書くとしたら地震のこと、原発の事になってしまいます。
申し訳ないのですが、あまり楽しい話題にはなりそうもありません。

僕は茨城県の出身です。
自宅がある土浦・つくばなど県南の被害は幸いさほど大きくありませんでしたが、
父方の実家である水戸など県北は今回の地震と津波で大きな被害を受けました。
さらに母は福島出身で、少女時代を過ごした楢葉(ならは)というところは第二原発から20キロ圏内にあります。

この前のNHKニュースでは原発の事故レベルがチェルノブイリと同程度と評価されたとのことです。
福島にいた母方の大叔母は実家へ疎開してきた後、住んでいたところが町ごと引っ越した埼玉へ移動しました。
「もう帰れないだろう」と諦めていたと聞きます。

子供のころは年に一、ニ度大叔母のところに遊びに行っていました。
最寄りの駅からしばらく車に乗っていくと、山の中に家があるという感じでした。
周囲は自然にあふれ、小さい池もある広い庭があり、隣家ではなんと牛を飼っていました。

物心ついてからは小さいながらも街中で育ったので、大叔母のところへ行くとなんとなく楽しかったことを覚えています。
福島は茨城と並ぶ農業県で、野菜や果物が非常においしいところです。
僕は小さいころから果物が好きで、大叔母はそんな僕に時々地元でとれたリンゴやミカンを箱いっぱいに送ってくれました。

大叔母は果物だけでなく野菜も折につけ送ってくれました。
大学受験の冬、届いた野菜を鍋にして食べながら試験のためのエネルギーを蓄えたことを思い出します。
僕が東大に合格した時、大叔母はとても喜んでくれました。

現在も原発は完全に鎮静化しておらず、大規模な余震の恐れもあります。
都内の様子はほぼ正常に戻ったように感じていますが、福島はいまだ非常事態の中にあると言えます。
たとえ今は比較的安全な場所にいるにしても、大叔母をはじめとする福島出身者の方の故郷への気持ちを考えると、やりきれないです。

僕にできることはたかが知れていますが、自分なりにやれることを精いっぱい努力しようと思っています。
まずは暗くならないこと、全力で踊ることなのではないかと。
そして踊るためにはパートナーが必要なのは言うまでもありません。

そんなわけで大変恐縮ですが、現在(4月14日)パートナー大募集中です。
身長173cmです。
一生懸命頑張ってます。
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当時はパートナーいなかったんです。
3年という時間は短いようで長いですね。
今現在の自分の状況は想像もできなかったです。

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