ミルコ、復活

昨年解消したミルコ・ゴッツォーリ、エディタ・ダニウテ組が先の日曜日に競技に復帰しました。



これまで所属していたWDCからWDSFへ移籍した上での競技復帰となります。
競技ダンスの世界にはある政治問題があり、近年は特に深刻化しています。

詳しく知っている立場でも無いので多くは語れませんが、彼らの踊りが大好きな僕としては、復活は個人的に嬉しいニュースでした。
ミルコ達が出場した試合の決勝にはソロダンスがありました。
他の選手が華やかなアマルガメーションを駆使する中、彼らは初めを完全なベーシックステップで構成してきました。

ナチュラルスピンターン、リバースターン、ウイング、リバースコルテ……ダンスを習えばまず教えてもらう単純なステップばかりです。
ステップが単純なだけに、ミルコ達の踊りは激しいアクションを多く使用した他の選手たちよりも気品に満ちたものに映りました。
その後で激しい回転や派手なアクションも用い、アートとスポーツとが一組の選手の中で両立し得ることを体現していました。

僕もあんな風に踊りたい。
そう強く思いました。

iPhoneからの投稿

Daisuke & Kana

Japanese Professional Ballroom Dancer

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