上手くなる秘訣

昨日の続きです。

同じようなスタートラインでダンスを始めた人の間で差がつく理由とは何なのだろうか、という話でした。
習っている内容も練習量も同じであれば、上達の速度に差があるはずがない。
しかし実際にはぐんぐん伸びる人となかなかうまくいかない人がいました。

自分でも不思議に思っていましたが、当時は「才能の違い」とか「センスの有る無し」という言葉で片付けていました。
しかし、最近読んだ本で一つの答えを発見したような気がしました。
それは「大空のサムライ」という一冊でした。

詳しい説明は省きますが、第二次世界大戦当時の日本のエースパイロットの著作です。
零戦に乗る訓練を受けている中で、彼の周囲でもまた上達の速度が早いもの、伸び悩むものが出ていたそうです。
その原因は何なのか、考えた末の結論として「上達が早い人間は記憶力と想像力が優れている」、としていました。

いきなりこう言われてもさっぱりだと思いますので、これを僕なりに解釈します。
「記憶力」とは「教えられたことを正確に長期間覚えていること」。
「想像力」とは「教えられたことを基に自分で工夫をこらせること」。

ダンスに置き換えれば、「先生から受けた注意をきちんとできるまで覚えていて、かつそれを基に自分なりに考えを発展していけること」になると思います。
ちょっと抽象的ですが、おわかりいただけますでしょうか……?
要望があればもっと詳しく書いてみたいと思います。

ではまた!

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